アスプレニウム
アスプレニウムは主に熱帯~亜熱帯地域に多く分布しているシダ植物で、約700種存在すると
言われています。日本ではオオタニワタリなどが沖縄などに分布しています。その他園芸品種として良く流通するものとしてエメラルドウェーブやアビスというものがあります。
いずれも基本的には常緑のシダ植物で、半日陰~日陰を好みます。
また、オオタニワタリなど一部のアスプレニウムは新芽を食用とする場合があります
アスプレニウムは耐陰性が強いため、直射日光に当てると葉焼けを起こす可能性があります。
そのため、風通しの良い明るい日陰のような場所で育てるようにします。
アスプレニウムは寒さに弱いため冬越しに注意しましょう。
アスプレニウムの葉は大きく、広いためホコリが積もりやすいです。
そのため、2、3日に一回程度のペースで掃除してください。
また、枯れた葉などを取り除いて下さい。
アスプレニウムが生長している間は毎日~用土の表面が乾燥したら、鉢底から水が流れ出る位たっぷりと水やりをするようにします。気温が低い冬など、アスプレニウムの生長が止まったら水やりを控え、一週間に1~2回程度水やりをするようにしましょう。
また、葉水を定期的に行うことでハダニなどの発生を予防することができます。
葉水をする時はアスプレニウムの葉裏にもしっかりと水をかけましょう。