カラジウム
カラジウムは、涼しげな葉模様やカラフルな葉模様がトロピカルな雰囲気を醸し出す、
夏に楽しめる春植え球根として欠かせない植物です。
できるだけ日当たりのよい場所に置き、茎葉が軟弱にならないようにします。
鉢植えは明るい日陰に置いてもよいのですが、直射日光に当てた場合より、葉色の美しさが劣ります。また、急に日照量が変化すると葉が傷むので、置き場を変えるときは、徐々に日光に慣らしていきます。庭植えにする場合も日当たりがよい場所がよく、腐植質が多く水はけがよい土に植えます。
鉢土の表面が乾いてきたら与えます。室内に置いた鉢植えは、葉水をこまめに与えるとよいでしょう。になって葉が次第に黄ばんできたら水やりを少しずつ控え、寒さがくる前に水やりを中止して休眠させます。休眠中は室内の暖かい場所に置き、鉢土は乾かします。庭植えの場合は、よほど晴天が続かないかぎり、水やりの必要はありません。
低温に弱いので、10℃以下にならない様に気を付けます。鉢植えのカラジウムを屋外で育てる場合は、秋に寒くなり始めたら室内に取り込んで下さい。生育適温は25℃ほど。
日本では初夏~夏が最も元気に生育します。