ガジュマル

ガジュマル

ガジュマルは人気の観葉植物です。沖縄地方では「キジムナー」と呼ばれる精霊が宿るといわれています。熱帯~亜熱帯地方に分布する常緑高木なので暖かくて日光のある場所を好みます。日光にあてること、水のやり方には気を配る必要がありますが、基本的には育てやすい観葉植物です。

 

ガジュマルは、幹の途中から気根という根を出しています。気根が地中に付くと太くなり、ガジュマルの木を支える支柱根となります。地植えにされているガジュマルはこの気根が多く、風に揺れる気根は不思議な雰囲気を醸し出しています。

ガジュマルのその太い幹とまるく厚みがある濃い緑色をしている葉は生命力を感じさせ、独特な形をしているので人気があります。

ガジュマルには尖閣ガジュマルやパンダガジュマルなどの種類があり、葉の形などが違います。

 

春~秋にかけて屋外で管理することができますが、夏場の直射日光を当ててしまうと、日光が強すぎて葉焼けを起こしてしまうことがあります。直射日光が当たらない場所か、30%程度の遮光をすると安心です。

 

冬、室内で管理していた株を春に外へ出す時は、徐々に強い光に慣らせば直射日光に当てても大丈夫なようになります。気温が高ければ高いほど葉焼けは起きやすくなるので暑すぎる場合は日陰に移すことをおすすめします。遮光するときに遮光ネットや寒冷紗を使用すると簡単に遮光することができます。

 

ガジュマルは耐陰性があるので、屋内でも日光が入る場所なら大丈夫です。しかし、ガジュマルは日光が好きで、日光がよく当たった方が健康な株になります。なるべく日光が当たる場所に置いてください。室内だからと言っていきなり直射日光を当ててしまうと葉焼けを起こしてしまうので、レースカーテン越し程度の日光を当てることが理想的です。

 

また、エアコンなどの空調の風が直接当たるとガジュマルの葉が傷んでしまうので、直接当たらない場所に置いてください。

 

低温には弱いので、寒さに当てないよう気をつけましょう。ベランダ等で育てられている方は、気温が低くなってきたら生長が緩慢になるので、室内に取り込んで下さい。

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