リュウビンダイ

リュウビンダイ

ゴツゴツした株元と、熱帯植物のような葉、ゼンマイのように渦状に伸びる新芽。

リュウビンタイはお部屋を「ジュラシック・パーク」気分にさせてくれる、野趣あふれる観葉植物です。

 リュウビンタイは日本にも自生している着生シダの仲間で、沖縄など温暖な地域の薄暗い森のじめじめした地表や、岩の上に活着して生息しています。

 

リュウビンタイは古くなった葉が落ちると、そこがゴツゴツとした鱗片が集まった黒褐色の塊茎になる性質を持ちます。そこから、ゼンマイのようにまるまった新芽が出てきます。

新芽は、成長にともなって徐々に開いていきます。塊茎から芽が出る姿は、野性味あふれる雰囲気があります。

また、リュウビンタイの塊茎の鱗片を切り取って水ゴケに挿して増やすこともできたりします。

 

強い日差しや乾燥はNGです。窓からの光で十分に育ちますが、現代住宅は気密性が高いので乾燥に気をつけてください。水はけの悪い用土では根腐れしてしまう一面もあります。

また、プラ鉢などに植えていて、大きくなっても植え替えないでいると株が内側からプラ鉢を圧迫して鉢が割れてしまうことがあるので注意してください。

 

耐陰性があるので、屋内でも大丈夫です。しかし、日光がよく当たった方が健康な株になるので、なるべく日光が当たる場所に置いてください。

室内だからと言って直射日光を当ててしまうと葉焼けを起こしてしまうので、レースのカーテン越し程度の日光を当てて下さい。

低温に強いという訳ではないので、5℃以下にならない様に気をつけましょう。 

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