フィカス・リラータ・バンビーノ(カシワバゴムノキ)
フィカス・リラータ・バンビーノは、観葉植物として人気のあるゴムの木の1種です。
光沢のある波打つダークグリーンの葉姿が魅力的で人気があります。
フィカスの中でも葉が大きい品種なので、お部屋に飾ると存在感抜群の植物です。
ゴムの木の仲間は、乳白色の樹液をしています。この樹液には肌が弱い方やラテックスアレルギー(※)の方は、触れないように気を付けましょう。
一年を通して日当たりの良い環境を好みます。日陰にも強い耐陰性を持つので、明るい室内であれば問題なく育てることができるでしょう。
しかし、あまりに暗い場所で管理すると、葉が柔くなり枝垂れて調子を崩すので注意が必要です。その場合は、屋外の直射日光が当たらない場所に移動してあげると葉が元気になってくるので安心してくださいね。
5℃以下になると枯れてしまうので、最低温度は5℃以上をキープする必要があります。
生育期の春から秋は土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れるくらいにしっかりと水やりを行いましょう。ただし、受け皿に水を溜めていると根腐れの原因になるので、溜まった水は小まめに捨てることが重要です。
最低温度が15℃以下になると生育が緩慢になるので、フィカス・リラータ・バンビーノは水を必要としなくなります。その場合は、土が乾いてから2~3日後に、土が少し湿るくらいの控え目な水やりをしましょう。
フィカス・リラータ・バンビーノは乾燥に強い反面、生育が緩慢な冬に多湿になることを嫌います。冬に水をやりすぎないようにすることが、上手に育てるポイントです。
※
ラテックスアレルギーとは、ゴム製品が原因で湿疹や水疱、場合によってはアナフィラキシーなどのアレルギー症状が出る病気です。