トックリヤシモドキ
ヤシ科の植物の中でも、幹の根元がトックリ状に大きく膨らむことから名づけられたトックリヤシに対し、トックリヤシモドキは根本が膨らみません。
比較的に管理の手間が少なく、葉が個性的で見栄えが良いため、人気な観葉植物です。
トックリヤシモドキはヤシ科でありながらお部屋で育てることが可能です。
年間で緑の葉を付ける期間が長く、羽のような葉っぱを放射状につけるため、インテリアとして非常に存在感のある観葉植物になってくれます。
耐暑性はありますが、耐寒性の低い植物となります。育てるのに適した気温は10℃以上のため、夏場は外に置いても大丈夫ですが、秋から冬の期間と春の寒い期間には、室内など10℃以上の気温を保てる環境で育てる必要があるでしょう。
耐暑性があり耐陰性もありますが、強い日差しには弱いため夏場は直射日光が当たらない場所に置いておく必要もあります。このようなことから、10℃以上の気温を保てる場所で夏場は日射を避けて育てる必要があります。夏場の日射が当たることで全ての葉に葉やけが起こり、幹ごと枯れる可能性があるので注意してください。
春から秋にかけてがトックリヤシモドキの成長する期間のため、土の表面が乾いたことを合図に、たっぷり水を上げましょう。
冬はトックリヤシモドキが成長を止めるため、水やりは控える必要があります。
この時期に水を上げすぎてしまうと、行き場のない水が根腐れの原因となる恐れがあるので気を付けましょう。
家族関係や社会的秩序バランスを回復する方法として知られるハワイの習慣、「ホ・オポノポノ」によると、トックリヤシを「アイスブルー」と言いながら触ると、
経済的問題や金銭問題をきれいにクリーニングしてくれると言われています。
これを「好転反応」と言い、そのことからトックリヤシ(トックリヤシモドキ)は金銭的問題をクリーニングし、転換して金運へと変え貯めてくれる縁起の良い植物とされています。